日本語の起源

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The Origin of the Japanese Language)
                                             

前回は日本寄語の「天 天帝」の「天」を太陽とみて、「天 天帶(=お天道(てんとう)(さま)」と解読ました。そしてこの「天道」を首里方言の「ティダ」(太陽)に結びつける上村(かみむら)・亀井氏の天道説(「ティダ(太陽)は天道にさかのぼる」)には問題があることを述べておきました。

また前回のHP(~japanese/japanese4hp.docx2023.9.22)では本土方言の「天道(てんとう)(さま)」(「(テン)()」)と琉球方言の「ティダ」(語音翻訳ではtentaX:前回のHPの注63)がtentaXから分かれたと考え、そのtaX(接尾語)をオーストロネシア語族の接頭辞taNと関係づけるアイディア1を述べておきました。そしてその注72に「詩経の「〈3〉侵(談):蒸中東(陽)の通韻」(藤堂 昭和6226)がこの問題を解くヒントとなるでしょう。」と書いておきました。

そこで詩経にみえる「〈3〉侵(談):蒸中東(陽)の通韻」の問題は日本語の「梅」の発音の変化と深くかかわっているので、今回「「梅」の発音を考える」という題で考察することにしました。

                         ichhan

                                   

このHPを読むために下記の書籍を読んでいただいていると理解がやさしいかと思います。

  
1.『中国文化叢書 1 言語』 牛島徳次・香坂順一・藤堂明保編 大修館書店 昭和42

2.『中国語音韻論―その歴史的研究―』 藤堂明保著 光生館 1980
3.『韓国語音韻史の探究』 福井玲著 三省堂 2013
4.『韓国語の歴史』 李基文著 藤本幸夫訳 大修館書店 1975
5.『韓国語変遷史』 金東昭著 栗田英二訳 明石書店 2003
6.『訓民正音』 趙義成訳注 平凡社(東洋文庫800) 2010)
7.『ハングルの成立と歴史』 姜信沆著 梅田博之(日本語版協力) 大修館書店 1993

御挨拶

 このホームページでは日本語の起源を探っていきます。日本語にみられる動詞活用・連濁・係り結びなど今まで未解決であった問題を解きあかすことによって、日本語は唯一、インドネシア語やハワイ語が属するオーストロネシア語族に源があることを皆様に示していきたいと考えています。

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.緊急アピール(2008.3.14のチベット騒乱について)
.リンク

A倭言  http://www.nextftp.com/ichhan/に移転しました。(2013.6.20)
 「漢字かなまじり表記」をめぐるさまざまな問題をとりあげ、その考察を通じて皆さんとともにこれからの日本語のあるべき姿をさぐっていくホームページです。

Bチベット関係図書目録(滋賀県立大学図書情報センター所蔵)http://ichhan.web.fc2.com/に移転しました。(2013.6.21)
  チベット・ネパールまたヒマラヤから雲南にかけて住む小数民族関係の図書目録(多くの和書は除く)です。「チベット問題を知る本」は
こちら。「チベット語の学校教科書目録」はこちら

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